『M字はげは治らないの？』 『ミノキシジルが効かない場合もあるの？』

ミノキシジルは、発毛効果が公的に認められているAGA治療薬です。

一般的にAGA治療薬の副作用は軽微なものがほとんどですが、フィナステリドやミノキシジルのような治療薬には見過ごせない副作用リスクがあります。

ミノキシジルの効果を実感するまでに、かなりの時間を要する点を理解しておく必要があります。使用開始から3〜6か月は「じっくり待つ期間」と考えましょう。

しかし、ミノキシジルのようにヘアサイクル（毛周期）短縮や毛包細胞保護の直接的な効果はないことから、フィナステリド単独使用だと再発抑制力には限界もあると言えます。

AGA・FAGA・薄毛治療薬の効果・副作用・服用方法・初期脱毛について

もし当院や、あるいはお近くの皮膚科やAGA専門クリニックで2.5mgのミノキシジルタブレットで効果があまりなかったと感じた方は、最大で5mgまでならと個人的には思っております。

最初の２ヶ月は副作用による初期脱毛が起こり、その後髪が生え替わるようになっていきます。そのため、ミノキシジルで効果を感じられるようになるのは早くても３ヶ月はかかります。

ミノキシジルをやめた場合でも、フィナステリド(プロペシア)の単独使用である程度AGAの再発予防効果が期待できます。

ミノキシジルをやめる際やその後も、脱毛専門の医師による診察を定期的に受けることが大切です。

ミノキシジルの効果によって薄毛が改善した。という症例は多くあります。

「AGA治療薬は効果がない人も一定数いる」「AGA治療は3～6カ月継続しないと効果がみられない」「治療薬での効果がないときは、他の治療法を選択する手もある」この3点をご理解いただけたでしょうか。

AGAの治療効果が芳しくないのには、以下の要因が考えられます。

AGAを解消するには、ミノキシジルを使いながら生活習慣にも気をつけると効果的です。
AGAの直接的な原因ではありませんが、生活習慣の乱れはAGAを進行させる可能性があります。睡眠不足や運動不足を解消するのはもちろん、食事のバランスについても気をつけることで、髪の毛に必要な栄養分を届けやすくなります。
AGA予防に繋がる生活習慣や食生活については、以下のコラムでご紹介しています。併せてお読みください。

ミノキシジルを使って高い効果を得るための効果的な方法があります。

ミノキシジルは他の薬剤と相互作用を起こす可能性があり、その影響で発毛効果が低下する恐れがあります。以下のような薬剤が影響を及ぼす可能性があります。

ミノキシジルの発毛効果は塗り薬と飲み薬では2か月くらいのズレがあります。

ミノキシジルは薬なので、正しいルールを守って使うことが重要です。どのタイミングで使えばいいのか、どれくらいの量が最適なのか、事前にご確認ください。
また、使用する期間も守りましょう。ミノキシジルは、長期間使うことによって効果を発揮します。途中でやめてしまうと、薄毛の改善がなかなか実感できません。最低でも1年の継続を目安に、じっくり取り組みましょう。

AGA治療薬で効果がない、効かない人の割合は下記のとおりです。

実際にミノキシジル単独中止群と併用中止群を比較した研究では、12カ月後の脱毛進行率が併用群で約20%減少するなど、有意な再発抑制効果が確認されています。

このため、ミノキシジルは継続して使用しないと効果が現れにくいのです。

そして、5mgのミノキシジルで効果ないと思ったら服用を停止し、間違っても10mgに進むことは避けてください。健康あっての発毛ライフです。

※女性のMAX濃度は2.5mg。当院では1mgを限度に処方しています。

ミノキシジルの効果よりも、AGAの進行速度がミノキシジルよりも早い場合、

といった成分が含まれる薬品もAGA治療に対して効果的ですが、こちらは医師の処方がないと入手できないといった特徴があります。

ただし、M字はげにミノキシジルが効きにくい場合や効かない場合もあります。

いずれの内服薬もAGAの進行を抑えることはできますが、AGAそのものを完治させることはできません。つまり、M字はげの範囲がこれ以上広がるのを防ぐことが内服薬治療の役割です。そのため、薄毛をより効果的に改善するためには、発毛剤である外用薬（ミノキシジル）を併用する場合が多いです。

育毛剤が正しく使えていない場合も効果が出ない可能性があります。

当院ではこのように、ミノキシジル外用薬（塗り薬）のミノキシジル濃度5%から治療を開始し、発毛効果を実感できなければ少しづつミノキシジル濃度を上げていって最終的には10%のものを使用します。

育毛剤や発毛剤はおすすめできる、できない？薄毛治療の真実を解説

内服薬だけでは初期脱毛症状を防げない人も多く、ミノキシジル外用薬の血管拡張作用と相互補完効果が脱毛防止には欠かせません。

M字はげは治らない。ミノキシジルが効かない根本的な原因はAGAの発症にあります。AGAを治すための最善な治療法について解説いたします。

一方、であり、特に前頭部をはじめとした脱毛への効果が高いとされています。ミノキシジルとの併用で脱毛スピードを抑制しやすい特徴があります。

ただしミノキシジル外用薬が「全く効かないという」可能性は低いので、まずは6ヶ月以上継続して使用してみましょう。

それでも効果が出ない場合は内服薬（ミノキシジルタブレット）に切り替えることに。

頭皮に塗っても効果はほとんどないです。特殊な治療では幹細胞培養上清液を頭皮に ..

プロペシア（フィナステリド）は男性ホルモンのDHTを抑制する作用があり、ミノキシジルと併用することで相乗的に脱毛防止や髪の生え際確保を促進させることが期待できます。

AGA治療（フィナステリドなど）が効果がない人や場合ってあるの？

ミノキシジルは毛母細胞の分裂を活性化させたり、血行を促して頭皮環境を正常化させたりといった、発毛に繋がる効果が期待できます。ミノキシジル配合の製品は、市販でも購入が可能です。

ミノキシジルの作用により頭皮以外の毛が増えることがあります。 ..

薄毛やAGAに効果をもたらすのは、育毛剤や発毛剤に配合されているミノキシジルと呼ばれる成分です。