リベルサスの効果や副作用については、下記ページもご参照ください。
リベルサスを飲み忘れた場合は、その日は飲まずに、次の日の空腹時(1日の最初の飲食前)に1回分を飲んでください。その際、絶対に2回分を一度に飲まないでください。
の(大阪府大阪市東住吉区)院長が海外・国内論文に眼を通して得た知見、院長自身が大阪市立大学(現、大阪公立大学) 代謝内分泌病態内科(第2内科)で得た知識・経験・行った研究、日本甲状腺学会で入手した知見です。
よもやよもやの薬の登場だ。ペプチドを経口投与できる時代が来るとは、誰が予想したであろうか。先生がトロント大学を訪れた際、先生に“日本ではどんな研究をしていたか?”と尋ねられ、“経口インスリン療法の研究をしていました(Diabetes 1975;24(11):971-6)”と答えたら、“貴重なインスリンを無駄遣いするな!”と烈火のごとく怒られたそうだが、いまこれが現実のものとなった。経口GLP-1受容体作動薬であるセマグルチド(リベルサスⓇ)は、世界初の経口ペプチド製剤であり、注射薬のGLP-1受容体作動薬セマグルチド(オゼンピックⓇ)と同じペプチドが経口投与されることによっても、血糖降下作用を惹起できる。通常、経口摂取されたタンパク質やペプチドは、胃酸によって立体構造が破壊され、消化酵素のプロテアーゼやペプチダーゼによって分解されてアミノ酸の状態で吸収されるが、リベルサスⓇは早朝空腹時に内服すると、SNACという物質の作用で、胃壁から吸収される。初めて聞いたときは“眉唾ではないか?”とか“胃壁の傷害が出るのではないか?”といった心配があったが、発売から1年が経過しても重篤な有害事象がなく、有効かつ安全に使われている。
本剤において、私が非常に興味深かったのは、セマグルチドが門脈内を通過するかどうかという点だ。皮下注射されたインスリンは、門脈を通らず血中の糖を筋肉や脂肪細胞といった末梢組織に吸収させることで血糖値を下げる。同様に、皮下注射されたGLP-1受容体作動薬も門脈を通らず作用しているはずである。
長崎甲状腺クリニック(大阪)はに特化するため、を廃止しました。
リベルサスは、胃の内容物によって吸収率が変わってきます。そして、服用の際に一緒に飲む水の量が多くなりすぎると、吸収率がおちて期待する効果が得られないおそれがあります。実際に、服用時の水の量を240mLにすると効果が減弱することが確認されているため、大量の水でリベルサスを飲むのは避けるべきです。
もっとも、水の量を厳密に120mLとする必要はありません。多少のずれは構いませんので、だいたい120mL以下の水で服用するようにしてください。
しかし、経口投与されたセマグルチドは門脈内のGLP-1作用を高めている。事実、図のようなカテーテルのシステムを犬に用いた実験結果によると、セマグルチドが胃で吸収され、脾静脈と門脈を通過することが確認されている(Sci Transl Med. 2018;10(467)eaar7047)。リベルサスⓇは世界初の経口GLP-1受容体作動薬であるとともに、世界初の門脈内で著明にGLP-1作用を高められる経口血糖降下薬とも言える。何故そんなに門脈内にこだわるのか。実は、あまり注目されていないが門脈内にもGLP-1受容体が発現しており、食欲抑制やインスリン分泌のセンサーとして脳と精密な回路を形成していることが分かっている。そして、門脈におけるGLP-1作用の減弱が2型糖尿病の病態に一つであることが、福岡で行われたライジングスターの会にゲストで御参加頂いたHorowitz先生らのグループから報告されている(Diabetes 2021;70:99-110)。リベルサスは経口薬だから使いやすいGLP-1受容体作動薬だけではないことがご理解いただけるだろう。
リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。
しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
国内で肥満治療の効能・効果で製造販売承認されているGLP-1製剤に「ウゴービ」があります。またリベルサスを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
MSDが提供する医療関係者向けサイトです。リベルサス(一般名:セマグルチド)の禁忌含む使用上の注意に関するページです。
リベルサスを含むGLP-1受容体作動薬は全て医薬品です。患者様の健康を守り安全に使用していただく為に
リベルサス錠3mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
リベルサスを用いたPIONEER試験をまとめた最近の報告で、非常に興味深いデータを見つけた(Cell Rep Med. 2021;2(9):100387)。女性の方が、体重減少作用が高いのだ。
甲状腺機能亢進を引き起こす甲状腺疾患として、バセドウ病、亜急性甲状腺炎などがあります。 ..
治療開始初期に、胃のむかつき・吐き気・便秘・下痢症状が出現することがありますが、多くの場合は時間の経過とともに改善されていきます。副作用の出現リスクを軽減するために初めての方はリベルサスなら3mg/日からの低容量からの開始をお勧め致します。
他のGLP-1受容体作動薬を使用している方、インスリンを使用している方はリベルサスともに使用は出来ません。また、妊娠授乳中・アルコールの大量摂取・膵炎・低血糖・副腎機能不全、甲状腺疾患・重度の胃腸障害のある方の使用も禁止されております。
リベルサスを用いたPIONEER試験をまとめた最近の報告で、非常に興味深いデータを見つけた(Cell Rep Med
A. リベルサスは1日1錠を厳守してください。
リベルサスがもっている本来の効果を発揮できない可能性があります。
主な副作用は、注射剤と同じく、嘔気や便秘・下痢などの消化器症状です。 <リベルサス> ..
リベルサスの飲み方や注意点の詳細に関しては、下記の2分程度のノボ・ノルディスク社の動画をご参照ください(音声が出ます)。
リベルサス治療の流れ・注意点; 副作用と使用上の注意; GLP-1ダイエットとは ..
他のお薬を服用されている場合に相互作用による有害事象にも注意する必要があり、検査結果データの解釈なども含めて、この判断を適切に行えるのは内科を専門とする診療経験が豊富な医師のみです。
糖尿病・生活習慣病・甲状腺疾患の健康情報を分かりやすくお届けします! 新着 ..
リベルサスには現在3mg、7mg、14mgの3種類の用量があります。最初は3mg/日から開始し、体調や効果を確認しながら用量を増やすことや、そのまま維持することなどを検討していきます(最大量14mg/日)。リベルサスは飲み方に注意が必要です。薬の有効性を保つために以下の点を守って内服する必要があります。
甲状腺疾患は大きく分けて、甲状腺ホルモンが多い甲状腺機能亢進症(中毒症)と甲状腺ホルモンが少ない甲状腺機能低下症に分類されます。
糖尿病治療薬でインスリン感受性を改善するビグアナイド剤(メトホルミン/メトグルコ)は①の抗癌剤感受性を高め②のビタミンB12吸収障害・利用障害による大球性貧血増悪。ヒトGLP-1アナログ(GLP-1受容体作動薬)で発症の可能性。DPP-4阻害薬テネリグリプチン(テネリア)はQT延長から心室頻拍症、心室細動に移行する可能性があるため甲状腺患者で要注意。デュロキセチン(サインバルタ)は患者で要注意。SGLT2阻害薬はで脱水・熱中症に注意。
リベルサスの副作用と危険性について、板橋区役所前徒歩0分のNOBU ..
たしかに、リベルサスを服用すると副効用として体重減少が見られることがあります。
しかし、体重減少の程度には個人差があります。
また、2型糖尿病の方を対象とした臨床試験では、約1年間リベルサスを服用した場合でも、体重減少効果は0~2.9kg程度(もとの体重の5%足らず)であったと報告されています。
体重減少を望むのであれば、食生活の改善や適度な運動がおすすめです。非薬物療法は糖尿病治療の基本ですので、無理のない範囲で続けるようにしましょう。
肥満外来|世田谷区用賀 あきら内科|糖尿病 甲状腺疾患 下垂体 女医
ダイエットを目的としたリベルサス内服薬の使用は、保険適用外使用のため公的医療保険が適用されない自費診療です。
リベルサスとは 診療の流れ ご予約と料金 リベルサス(GLP-1)とは リベルサスは、2型糖尿病の治療薬として [ ..
患者さまにご負担いただく薬剤費は、保険割合によって変わります。
例えば、3割負担の患者さまがリベルサス錠7mgを1日1回30日分処方された場合、ご負担金額は2931.3円になります(薬剤費のみの計算です)。
高血圧・糖尿病・腎臓病・高脂血症(コレステロール・中性脂肪)・甲状腺疾患 ..
糖尿病,ビグアナイド剤,甲状腺機能低下症,橋本病,GLP-1受容体作動薬,DPP-4阻害薬,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,SGLT2阻害薬,治療薬
甲状腺疾患のある方、多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある方、精神疾患をお持ち ..
リベルサス錠は湿気と光の影響を受けやすいお薬の為、服用の直前に錠剤をシートから取り出し、割ったり噛んだりせずそのまま飲み込んでください。
肥満症の原因として、食べ過ぎだけでなく甲状腺疾患、内分泌疾患、加齢による代謝 ..
リベルサスは、低血糖の副作用が比較的少ない薬剤とされていますが、低血糖のリスクがないわけではありません。特に、インスリン製剤やSU剤を併用している場合は低血糖の発現リスクが高くなるため、注意が必要です。
低血糖を疑う症状があらわれたら、すぐにブドウ糖や砂糖を含む食べ物や飲料を摂取してください。ブドウ糖の場合、摂取量の目安は10~15g程度です。
なお、α-グルコシダーゼ阻害薬を併用している場合は、必ずブドウ糖を摂取してください。他の飲食物では、低血糖症状が十分に回復しないおそれがあります。
糖分を摂っても症状が回復しない場合は、すみやかに受診してください。症状が回復した場合でも、次回受診日には低血糖症状があらわれたことを必ず報告してください。