ボタン・バネ・ネジセット(コブラ250/300mm用) 8709-01
GSX-R250Rとは想定される常用速度レンジが異なるため、フロントブレーキは小径ダブルから大径シングルに変更。バネ下荷重が減ることから、多用する低中速域におけるフットワークの向上にも少なからず影響している。
エンジン型式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量:248cc
内径×行程:49.0×33.0mm
圧縮比:12.5
最高出力:45PS/15000rpm
最大トルク:2.6kg-m/10500rpm
燃料供給方式:キャブレター[BDST32]
変速機型式:常噛6段リターン
全長×全幅×全高:1990×695×1010mm
軸間距離:1380mm
シート高:730mm
乾燥重量:139kg
燃料タンク容量:13L
タイヤサイズ(前・後):110/70-17・140/60R18
当時価格:53万9000円
ラジアルフローラジエターの両サイドをガードするように取り付けられた、『コブラ』のネーミングの元にもなっているラジエターシュラウド。大きく口を開けた2つのエアアウトレットがスパルタンムードを強調。
ウォーターポンププライヤー(コブラ) 8705-250・8705-300
90年代初めのスズキはGSX-R、バンディット、アクロス、カタナ、コブラと、250cc4気筒車を5機種もラインアップしていたことからも、このクラスに注力していたことがうかがえる。
GSX-Rよりも高く、手前に引かれたハンドル位置によって上体の前傾度は最新250ccスポーツと大差ない程度。しかし車体がコンパクトなうえにステップ位置が高めだから膝の曲がりは大きめで、峠道でのスポーツライディングに合った設定。街乗りやツーリングユースなら初代GSX-R250ベースの「アクロス」やバンディットを、ということだったのだろう。
2スト250ccレプリカのRGV250Γに対するWOLFの関係と同じく、GSX-R250Rベースのネイキッドバージョンとして登場したのがコブラ。同時期に存在したバンディットはストリートユース重視の設計だったが、コブラはGSX-Rのスポーツ性能をそのままに、ストリート向きのルックスに仕立てた造り。
GSX-R250Rと同じデザインの3連メーターとインジケーターランプを1枚のパネルに収めた専用メーター。フロントフォークは、中央に突き出たアジャスターを回転させることでスプリングプリロードが無段階に調整できる。
ボタン、バネ、ネジセット(コブラ250/300MM用)。 単品重量・容量:10g
見比べればすぐにわかるが、コブラはフレームもタンクもシートカウルもGSX-R250Rと共通。カウリングを取り外して丸目1灯ヘッドライトとし、専用メーターとラジエターシュラウドを取り付けて、フロントブレーキを大径シングルディスクにしたのみ。シュラウドの張り出しを強めにすることで、コブラが興奮して頭を広げた姿をイメージしている。
クニペックス ウォーターポンププライヤー コブラオートマチック 250mm 8711-250
その流れを敏感に察知していたのか、スズキは88年6月にRGV250Γをベースにしたネイキッドバージョンのウルフを発売。続く89年9月にはGSX-R250Rベースのコブラを、同12月にはバンディット250を、90年にはGSX-R250ベースのアクロスを投入し、レプリカベースのネイキッドラインアップを拡大していく。これら4台のスペックを見るとすべてベースと同じ45PS。今に例えるならスーパーネイキッドだ。
KNIPEX ウォーターポンププライヤー コブラ 250mm ソフトプラスチックハンドル ..
エンジンはストリートユースにおける俊敏性とレスポンスを重視して5、6速のギア比をローギアード化。フロントタイヤをラジアルからバイアスに変更することで、低い速度域での軽快な取り回しと接地感の向上も図られていた。カウルのない分だけ乾燥重量も4kg軽く、エンジンが吹け切ることの少ない市街地やタイトなワインディングでの戦闘力は、GSX-Rよりも明らかに上だった。
ビラーゴ250 イージーライダース製スムースコブラシート(社外品)
ただストリートスーパースポーツと名乗るだけあって足を軽くするためにわざわざフロントブレーキをシングル化してる。だからストリートだとGSX-R250Rよりコッチが当たり前のように速い。
コブラ #レーサーレプリカ #スズキ #GSX-R #中型バイク # ..
現在では余り注目されていないバイクです。コブラ250はストリートファイターの元祖とも言えるバイクです。
コブラが興奮した時に頭を大きく見せるポーズをイメージした斬新なスタイルにも関わらず大きなヒットは飛ばせませんでした。市場に出回っている数もかなり僅かで知名度も低いので高い金額は期待しにくいです。
かつて存在した、スズキのウルフ250とコブラ。(番外編vol.3157)
カウリングのない軽快な外観としつつ、ラジエーターカバーやライト回りなどに独特のデザインを採用し、従来のレーサーレプリカにはない新鮮なモデルとした。GSX-R250Rの水冷4気筒DOHCエンジンを市街地用にセッティングし、ALBOXフレームに搭載。吸気系にスリングショットダウンドラフトキャブレターと、ストレートインテークシステムを組み合わせることで鋭いレスポンスを可能とした。足まわりはラジアルタイヤや、400ccクラス並みの大径310mmのシングルフローティングディスク+異径4ポットキャリパーなどを採用し、高い走行安定性と確実な制動力を可能にした。
【バンディット250】中古バイクの不調原因調査【分解】ヤフオクの闇 ..
高い剛性を誇るスタビライザー付きアルミスイングアーム、中空3本スポークホイール、140mm幅の18インチラジアルタイヤ、シンプルなアルミサイレンサー。リアまわりの構成パーツもすべてGSX-R250Rと共通となっている。