当初、男性用「塗るバイアグラ」の構想で、製薬会社との協議を進めてまいりました ..
実は、「女性用のバイアグラ」とうたった薬も存在しています。代表的なものがアディとバイリーシです。なお、いずれもアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)で承認されていますが、日本では承認されていません。また、有効成分もシルデナフィル(バイアグラの有効成分)ではありません。それぞれの詳細は以下の通りです。
昭和58年3月|東海大学医学部卒業、十仁病院皮膚科、慶和病院副院長を務め、平成16年リブラクリニック目黒院入局、平成22年よりリブラクリニック目黒院院長。ED治療薬、AGA治療薬の推進と適性治療に多数貢献。平成5年に医学博士取得。
座右の名は「努力こそ金なり」、趣味は釣り。
アディやバイリーシのほか、ネット上ではさまざまな女性用バイアグラが販売されています。しかし、日本では承認されておらず、副作用のわりに効果が高くないため、使用は推奨しません。
バイアグラを粉々に砕いて粉末上にしてそれをマンコやクリトリスに塗ってからSEXすると女性 ..
女性がバイアグラを飲む行為には危険性があるため、推奨できません。では、女性が使えるバイアグラはないのでしょうか?
女性のための媚薬を今、ドラッグストアに行って探そうと思っても、売られているのはバイアグラとかマムシ粉末とか男性ターゲットの品ばかりです。でも性意識が高かった江戸時代には、秘薬の店で堂々と女性用の強壮剤が売られていました。『秘薬秘具事典』(渡辺信一郎著/三樹書房)をひもといてみます。
有名なものは、オランダから輸入された「蝋丸(ろうがん)」と、国内で生産されていた「女悦丸(にょえつがん)」という媚薬。蝋丸は1600年代の文献にも登場していたとか。江戸末期の『文しなん』という書物には「長崎より来るものなり。ゆびにつけ玉門(ぼぼ)へさしこみて、くぢるべし」と使用法が記されています。オランダ人は性欲が強そうなのでオランダ伝来の薬も効き目がすごそうです。最初にかゆみが来る、というのがちょっと不安で勇気がいりますが......。
蝋丸に関しては
「頬かぶりして蝋丸を買ふ」という川柳が。両国には四つ目屋という有名な秘薬の店があり、性におおらかな江戸時代といえども買いに行くのは多少の恥ずかしさを伴ったようです。四つ目屋があった当時の両国米沢町は現在の東日本橋1丁目あたりですが、問屋とマンションが建ち並ぶ静かな街並で、淫靡な空気は全くなくなってしまいました。
「蝉丸を蝋丸とよむ四つ目の子」
その四つ目屋の子息が百人一首の「せみまる」を「ろうがん」と見間違えるという川柳です。不肖私も最初見たとき蝉丸だと読み間違い、蝉丸は毛髪がないので絶倫なのかと勝手に解釈して失礼しました。
「文字迄が白くもらした女悦丸」
と、看板の文字が体液か何かのように白く浮かび上がる様子を川柳に詠まれていた「女悦丸」は商品名もエロいです。使用法としては、
「是ハ水にてとき、まらにぬり付、つかふべし。よがることうたがいなし」(『女大楽宝開』より)
と、男性器に塗るようです。原材料は、人参、烏賊の甲、山椒、麝香、みょうばん、肉桂、柘榴、丁子など、いかにも効きそうですが
「玉門かゆくふくれあたたまり、女のひくわいの心しきりにし、男にいだき付、身もだへすることかぎりなし」
と、こちらもかゆくなるのが前兆現象です。
「腎力の及ばぬ所へ女悦丸」
「泣かずんば泣かせて見せう女悦丸」
など、女悦丸に関しての川柳は、ステマのようですが、使った人が手放しで賞賛したいくらい薬効があったのでしょう。
『祝言色女男思』という江戸時代の書物には、熟年夫婦が女悦丸らしきものを使う様子が描かれています。
亭主が薬を使うことを提案し、最初は気味悪がっていたけれど受け入れる妻。男性器に塗って挿入すると......
「アレサアレサ、どふもどふもどふも、それいくいくいくいく、アア、もし、お前の物が中一杯になって、はばッたいよふだよ。アアソレソレ、どふも息が弾んで口が利かれぬへ。ソレソレ又いくいく」
そして二人同時に気を遣り(絶頂に達し)、淫水がドクドク出て大洪水状態に......。
江戸時代のあえぎ声が「アレサアレサ」「どうもどうも」というのがカルチャーショックで、この奥さんは饒舌すぎるようですが、女悦丸の効き目がわかりやすく描写されています。しかし、かゆくなって、男性器が大きく膨らんだように感じる、というのはいろいろ混ざった液体を塗ったことでかぶれて腫れているのでは? という疑念も生じます。
他にも「黄菊の絞り汁」「蛤をつぶした汁」「銀杏をつぶした汁」などを性器に塗ると、性欲増進効果があるとのことです。こちらは現代でも簡単に手に入るので、江戸時代の先人たちからの後世へのありがたい知恵として、継承しても良いかもしれません。
飲むだけでなくジェルやクリームなど女性器に塗って感度を上げたり、人を惹きつけるフェロモンをスプレーするなど色々なタイプがあるのも媚薬の特徴のひとつです。
ファイザー(バイアグラの販売元)が行った、性的興奮障害のある女性を対象とした試験では、女性に対するバイアグラの有効性は認められませんでした。
実際に女性に塗る場合はバレずに使うことはできないため、パートナーが ..
Crenshaw MD 著「」という本の中に、「は攻撃的な性衝動を担当」「エストロゲンは女性の受け身の性衝動を担当」という記述があります。同じ「性欲」でも、エストロゲンとテストステロンでは凹凸のようなニュアンスの違いがあるようです。
は性欲を亢進し、異性を惹きつける体臭フェロモンを発散して、あなたの積極性や性衝動を高め、脳内でドーパミンという神経伝達物質を促して、勃起を促すと言われています。今風に表現すれば「肉食系」になる作用と言えましょう。近年は肉食系を示唆する女性の話題も取り沙汰されるようですが、男性ホルモンは男性専用ホルモンでなく、女性にも積極的で攻撃的な性衝動があるのかも知れません。
性欲が旺盛な頃を思い出していただけますでしょうか。「ささいな刺激で性的な妄想をしてムラムラする」「マスターベーションに耽る」「性的なパートナーを求めてナンパする」「ベッドインに向けて手練手管を講じる」等々。現れ方は人それぞれでしょうが、思い当たることがありましたら「あの時の、あの感覚」がテストステロンの典型的な催淫作用のようです。
テストステロン・クリーム剤「」の効能・効果の中に(男性ホルモン分泌不足による)性欲欠乏があります。これは、不足していたテストステロンに対してを塗りテストステロンを補充することで期待される効果ですが、あくまで不足を補充して健常時のレベルに近づけるものですし、即効性も期待できませんので、非日常的な媚薬や催淫薬に期待するような効果はありません。
もし、人並み以上のが分泌されている鍛え抜いた肉体のアスリートや肉体労働者の中にセクシーな魅力に満ちた肉食系の人がいるならば、それは理にかなっているはずです。健康的な生活習慣を保ち、心身を整え鍛え抜いた肉体を持つこと自体が、男女の性別に限らず最も合理的で合法的な媚薬になるはずです。
先ほど「エストロゲンは女性の受け身の性衝動を担当」とご紹介しました。エストロゲンの生理活性は色々ありますが、コラーゲン産生を促して肌に張りと潤いをもたらし、気分を明るくして、体型を美しいシルエットに整えますから、自ずと異性を誘引する魅力につながりますし、セックスにおいては性感が敏感になり陰部も男性器を受け入れやすくなるように濡れることが知られています。このような生理的な反応も受け身のイメージです。
「女性が恋をすると綺麗になる」というのは必ずしも俗説でなく、恋愛や性的なパートナーの存在がエストロゲンの分泌を旺盛にして、皮膚の状態や体型を整え、明るい気分が美容や装う意識につながり、より魅力的になることが考えられます。そのような中でパートナーに会えず「さびしい」気持ちになったとき、マスターベーションの頻度が増えるとすれば、それはエストロゲンの催淫作用なのかも知れません。
テストステロンの性衝動を「出したい」「やりたい」と表現するなら、エストロゲンの性衝動は「入れたい」「さびしい」という表現になるのでしょう。言うまでもなく、女性の外生殖器は形態学的に凹凸の凹側です。心身ともに凹凸の「凹」であり、鍵と鍵穴で言えば「鍵穴」のイメージです。女性が一人ひとり異なる鍵穴であるとき、多くの女性が望む男性像は、女性の心身を開錠する唯一の「鍵」であることなのかも知れません。そうであれば、意中の女性を虜にしたいと考える男性は、薬物に頼る発想よりも、その女性にとって唯一の「鍵」となるように切磋琢磨することが、効果的で健康的なアプローチとなりそうです。そして開錠に成功したとき、お互いの存在自体が最高の媚薬になるはずです。
ストレスや抑うつ状態は、本来のホルモン分泌を乱すことが考えられますので、自ずと性的な気分になれない場合があります。だからと言って、性ホルモンを補充すれば性的な気分になるのかと言えば、必ずしもそうならない事が考えられます。
先ずはストレスを発散し、ストレスの源となる問題を解決することが解決の本質と思われます。また、抑うつ症状で医師を受診して抗うつ薬を処方されている人は、抗うつ薬の副作用も考えられますから、主治医にご相談いただくことを強くお勧め致します。
もし、男女のいずれも更年期の不定愁訴に思い当たることがありましたら、性ホルモンの分泌不足が考えられますので、性ホルモンの補充が選択肢になるかも知れません。詳しくは、女性であれば婦人科、男性であれば泌尿器科を受診して、更年期症状や性機能症状に関する問診票に記入し、ホルモン分泌の状態を検査したうえ、ホルモン補充の禁忌となる既往症が無いか確かめた上で、医師に最適な処置をご相談いただくのが最善です。なお、更年期外来や性機能外来などの特殊外来を設けている施設であれば、より専門的な診察が期待できるので、万全です。
「合法的で安全なもの」は、ありません。なぜなら、そのような化学物質は向精神薬や麻薬、覚せい剤になってしまうからです。非合法であったとしても、安全なものは無さそうです。
もし「合法、安全で効果があった」とおっしゃる人がいるなら、それが事実だとしても「プラセボ効果」と思われます。すなわち、成分そのものの作用というより、効果に対する期待感や直接関係の無い影響(動悸や心拍数の変化など)で、自分自身の性的興奮を高めてしまったのです。ご本人が満足するなら、プラセボ効果は最も安全という観点から最善とも言えますが、誰でも常に同じように効くとは限りません。
特効薬と言われている「バイアグラ」や「レビトラ」「シアリス」といったPDE5阻害薬に、西洋近代医学最古の性機能治療薬。結論から申しますと、どちらも「皆さんが期待するような」催淫作用はありません。
これらの薬剤をご使用になって、「催淫作用があった」とおっしゃる方は、血圧や心拍数の変動や勃起の効果を実感して性的に興奮した、と言えましょう。敢えて申しますと、性機能の自信を取り戻した結果、性欲や性的興奮が後から高まった、と思われます。
筆者自身は全く性的刺激がなく、性的な気分でない時にバイアグラやを服用しても、意識しない限り性的な気分にはなりません。また、(かなり難しいことですが、)性的な意識を完全に忘れている間に、意に反して勝手に勃起することもありません。少し鼓動が高まり、顔が紅潮するだけです。もちろん、これらの薬剤が効いている間に性的な想像をしたり性的刺激を与えれば、中等度と思われるEDは見事に回復します。
一方、は、古い薬学の専門書には「催淫剤」と書かれていますし、を知る人の多くは「催淫剤」と認識していらっしゃいますが、性欲そのものを亢進させるかどうかは不明です。近年の研究によると、は、交感神経α2受容体の遮断作用や、セロトニンに対する拮抗作用と言われていますが、これらの作用が直接、性欲を亢進させるとは考えられていないようです。
なお、女性に対する催淫作用を期待して、バイアグラやを女性に投与する試みは、いつの時代にもあったようですが、作用機序の合理性に疑問がありますし、学術的には期待通りに成功した話はなさそうです。少なくとも弊社が学術文献を検索して来た限り、「女性の性機能障害に効果が無かった」という報告こそありますが、「効果がある」という報告はありません。アングラ系の情報の中には、もっともらしい成功談やコメントを見かけますが、先述のようなプラセボ効果と思われます。少なくとも適法ではありませんし、リスクとコストには全く見合わないようなので、同じ予算と労力、時間を「パートナーとの雰囲気づくり」に割く方が建設的だと思います。
追記しますと、近年はの補充が検討されています。
女性がバイアグラ(シルデナフィル)を服用しても精神的興奮や性的感度の向上といった効果はなく、副作用のリスクだけが高まります。
バイアグラは、日本で初めて承認された飲むED治療薬です。その効果は、血管を広げて血流を増やし、勃起を促すというものです。男性のED治療薬として有名ですが、女性が飲むとどうなるのでしょうか。また、女性が使えるバイアグラはあるのでしょうか。 この記事では、バイアグラの女性に対する効果の有無や女性用バイアグラの詳細などについて解説します。
媚薬 総合ランキング · 1位. ラブスマ(女性用バイアグラ) · 2位. ラブグラ(女性用バイアグラ) · 3位.
:2つ目の商品がビバクリームという商品になります。この媚薬は塗るタイプのものですね。陰核部分や膣内に塗るタイプのものとなっています。これは塗るとどういう効果があるかというと、まずメンソールの成分が入っている。その刺激がクリトリスなど、女性の敏感部分に塗布することでピリピリ感と体温上昇を促し、敏感部分を刺激します。メンソールでスースーするみたいな、そんな感じです。あとはナイアシンという成分で血液循環をよくする。そして L-アルブミン、男性でも精力剤として使われるようなものだと思うんですけども、そういったものを配合している塗るタイプの媚薬というものになります。これはどちらかと言うと、刺激を与えるみたいな感じのタイプだと思うんですけど、どうですかね?これは。
膣内に塗ってもよいですか(粘膜への使用) | フェミニーナ軟膏S
バイアグラは勃起不全治療薬として治験が進められてきたためされているので副作用等の臨床データがありません。つまり安全性が確立されていないということです。前項でファイザー社が女性3,000人を対象に臨床試験について触れましたが途中で治験は中止になっているため詳細な臨床データは公開されていません。
【公式】オンライン診療・服薬指導サービス SOKUYAKU(ソクヤク)
女性でもED治療薬によってまた、勃起不全改善薬である「バイアグラを飲んでしまったという行為」「副作用で血流が良くなり火照る」などにより可能性はあります。しかし、これにでしかありません。
また、バイアグラは血管拡張作用があるだけで脳には作用しないので催淫効果や性欲増進効果も期待できません。