フィナステリドとミノキシジルのいずれも、AGA治療を代表するお薬です。


フィナステリドの服用期間: 頭頂部の改善効果
2年: 68%
3年: 78%


フィナステリドは健全な男性ホルモン「テストロン」が、還元酵素「5αリアクターゼ」と結びつくのを抑え込む効果があります。つまり、頭髪に悪さを働くDHTがフィナステリドの作用で生成されにくくなるわけです。結果、一本一本の髪の毛は本来通りに毛母細胞の栄養を受けてすくすくと育つことができます。

中には、「ミノキシジルの服用をやめてフィナステリド単体での治療に切り替えたい」と考えている方もいるでしょう。結論からお伝えすると、医師に相談したうえでフィナステリドだけで治療をする場合は問題ありません。
ミノキシジルの効果がなくなる分、一部増えた分の抜け毛が生じて発毛を実感しにくくなると考えられますが 、フィナステリドには抜け毛を予防する効果があります。AGA(男性型脱毛症)の進行を防げるので、「髪の毛を現状のまま維持したい」という方に向いています。
フィナステリド単体で治療を進めたい方は、クリニックにご相談ください。

フィナステリドとデュタステリドの違いとは?効果や副作用を分か...

試験の結果を見ると、フィナステリドは用量が多く長い期間にわたって服用を続けるほど効果が出やすくなることが分かります。

しかし、フィナステリドにミノキシジルを組み合わせることが出来るのであればデュタステリドを使うことも選択肢に入ってきます。

降圧剤として処方されているミノキシジルは、臨床試験の段階で劇的な薄毛改善効果が認められたため、1980年代に外用薬がAGA治療薬としての認可を取得します。
ですが、AGA治療の内服薬としてはアメリカ、日本ともに認可を取得しておりません。
当院のオリジナルミノキシジル内服薬も国内では製造できませんので、海外製薬メーカーで、当院管理のもと製造した輸入薬となります。

当院オリジナル薬の効果、効能、副作用に関しては、国内の毛髪学会等でも発表し評価されておりますので、ご使用に不安な方は、医師にご相談ください。

こうしたフィナステリドとミノキシジルの併用条件についても、併せてご確認ください。


フィナステリドとミノキシジルの併用は、男性のみが行える治療方法です。

フィナステリドは、このため、乱れてしまったヘアサイクルや頭皮環境を正常に戻し、抜け毛の進行を防止してくれる効果があるのです。

フィナステリドとミノキシジルの違いは具体的には次の通りです。

フィナステリドだけで治療をするのは問題ないとお伝えしましたが、自己判断でミノキシジルの服用を中止するのはやめましょう。症状を改善できていたとしても、服用をやめればAGA(男性型脱毛症)が進行してしまうおそれがあるからです。
クリニックでは患者様本人の意思を尊重します。「ミノキシジルの服用をやめたい」という希望に沿いながら最適な治療プランを考えますので、まずは医師の判断を仰ぐようにしてください。

フィナステリドとミノキシジルの効果|併用療法や男女での違いも解説

また、AGAが中等度進行しているような患者さまでもフィナステリドは弱すぎることが多いです。

ミノキシジルの特徴は、剤形(お薬のカタチ)が2種類あることです。

AGA治療薬を代表するフィナステリドとミノキシジルは、効率的な薄毛改善を目指す人には積極的な併用が推奨されています。

ミノキシジルは、このAGA治療において以下2つの大きな効果を発揮します。

ミノキシジルはジヒドロテストステロンの産生には影響を与えることなく、ヘアサイクルを正常に戻すことが特徴です。ミノキシジルは血行を促進させて発毛サイクルを整えるという成分です。

ミノキシジルが効きにくい人の特徴は以下の記事で解説しています。

AGA治療薬として有名なプロペシアやザガーロ等は商品名であり、主成分はプロペシアがフィナステリド、ザガーロがデュタステリドとなります。
当院オリジナル薬と主成分が同じになりますので、効果・副作用に大きな違いはございません。

【YouTube更新】フィナステリドとミノキシジルはいつから始めるべき?【AGA治療】

AGAを専門とするクリニックでは積極的に併用を推奨しているところも多いため、以下からはフィナステリドとミノキシジルそれぞれの効果について詳しく解説していきます。

フィナステリドとミノキシジルは併用可能?効果や併用禁忌について

【医師監修】亜鉛を摂取すると髪が伸びる?育毛効果や気になる副作用を解説

有効成分であるフィナステリドとミノキシジルが配合された塗る発毛剤です。 AGAの ..

まず、フィナステリドとミノキシジルのそれぞれの効果について簡単にご紹介します。

ミノキシジルは発毛の環境を整えて、現在ある毛根を強くする「守り」の発毛、フィナステリドは毛髪の成長を促す「攻め」の発毛と言えるでしょう。

フィナステリドとミノキシジルの違いや、併用に関する論文などをご紹介しました。
抜け毛を予防する守りの薬フィナステリドと、発毛を促進する攻めの薬ミノキシジルを組み合わせることで、薄毛・AGA(男性型脱毛症)を効率よく改善する効果が期待できます。

AGA治療|むこうがおかクリニック|川崎市多摩区登戸|土日も診療

ミノキシジルに発毛効果が期待できる理由は、「血行促進」と「毛母細胞の活性化」という2つの効果が組み合わせあり、ヘアサイクルを正常にすることができることから発毛へと繋がるからです。もともとミノキシジルが高血圧の薬として使用されていたのは、ミノキシジルに血管を拡張させる作用があるからです。つまり、ミノキシジルを用いることで血管が拡張されるため、血流が促進されて栄養が髪の細胞に届きやすくなります。
そうすれば、髪が健康に育ちやすくなることから発毛に繋がるのです。

ミノキシジルの減薬についてはかかりつけ医に相談しましょう ..

AGA治療薬として有名なプロペシア(フィナステリド)は、元々プロスカーという前立腺肥大症のお薬でした。
臨床試験の段階でAGAに対して脱毛抑制効果があると認められたため、低容量にしAGA治療用として発売されました。
当院オリジナル薬の製造は十数年前の、日本でようやくプロペシアが浸透してきた頃にスタートしました。

オリジナルですので、内容量や基剤、コーティング剤などが調節できます。
より飲みやすいよう、より効果が安定するよう、色々な組み合わせを試し、データをとり、今のお薬となりました。

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フィナステリドの副作用として、下記の項目などが挙げられます。

●頭皮のかゆみ
●肝機能障害
●リビドー減退

しかし、実際には、長期投与試験期間中における副作用(臨床検査値異常変動も含む)のと発表されているので、と考えられています。

ただし、副作用は薬を服用してすぐに表れるものもあれば、長期的に服用することで現れるものもあり、服用する方の体調によっても変わってくるため、少しでも身体に異変を感じた時には、すぐに専門医に相談しましょう。

なお、女性や未成年は服用することができません。特に妊娠中の女性に関しては、フィナステリドが体内に吸収されると胎児に影響を及ぼす恐れがあるため、十分に注意が必要です。

デュタステリド フィナステリド ミノキシジル デュタステリドとは? デュタステリドは、AGAに対する専用の治療.

フィナステリドは正式に認可されている薬になりますので、国内での臨床試験も行なわれ、改善効果があるとの結果も出ています。MSD株式会社の「プロペシア錠」については臨床試験データを公表しています。プロペシア1年間の臨床成績(国内)が次のリンク元で確認できます。