第2世代のうち、「アレグラ」「クラリチン」「デザレックス」「ビラノア」は運転に関する制限がありません。 江畑 慧


抗ヒスタミン薬の代表的な副作用が眠気や集中力低下です。上述した脳内のヒスタミン受容体占有率が高いほうが眠気が出る傾向が強いです。また逆に効果も占有率が高いほうが強い傾向にあると思います。


実際は、効果と眠気の副作用は個人差が大きいので、実際に試してみないと分からないことが多いのです。

眠気の代表的な指標である自動車運転に関する注意喚起は以下のようになっています。

これらの薬剤の添付文書には自動車の運転等の注意の記載がありません。 ビラノア（ビラスチン）

製薬化される前の臨床試験で得られた眠気のデータと自動車運転に関する注意喚起の記載を以下に示します（図３）

その他に眠気が来ない、運転可能な薬に漢方薬があります。

これらの薬剤の添付文書には自動車の運転等の注意の記載がありません。
ビラノア（ビラスチン）
デザレックス（デスロラタジン）
アレグラ（フェキソフェナジン）
クラリチン（ロラタジン）

これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。」という記載があります。
タリオン（ベポタスチンベシル）
アレジオン（エピナスチン）
エバステル（エバスチン）


これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転 ..

で、眠気が特に強く出るもの（運転できないもの）を紫色の吹き出しで示しました。

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これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること」という記載があります。
ルパフィン（ルパタジン）
ザイザル（レボセチリジン）
ジルテック（セチリジン）
アレロック（オロパタジン）

注意書きに「運転不可」記載がありません。つまり眠くなりにくい ＝ ビラノア ..

最近販売されたものでは、ビラノア、デザレックス、ルパフィンで、特にビラノアとデザレックスは1日1回で眠気は少なめの薬なので病院で処方されることが多い薬だと思います。

ビラノアには、抗ヒスタミン薬の中では眠気などの副作用も少なく、車の運転にも影響が少ないというメリットがあります。 ..

図３ 主な抗ヒスタミン薬と眠気、自動車運転について（鼻アレルギー診療ガイドラインより）

と記載され、薬の副作用等によって正常な運転 ができない状態で運転することを禁止しています。 ..

新しい薬だから必ずしも良いというわけではありません。アレルギー症状の程度は個人個人で様々ですし、それぞれの置かれている環境（生活習慣や仕事の内容など）によっても必要とされる薬は異なります。効果と副作用のバランスを考えて自分に合う薬を探していくとよいと思います。

お薬の種類 服薬時に自動車運転は可能か(副作用について) 妊娠・授乳期に ..

上記の薬は運転に規制がない一方、症状の重症度や薬効の個人差などがあり、効果が不十分な時もあります。

例えば、OTC医薬品のアレグラFXは、医療用医薬品である「アレグラ錠」をOTC医薬品に転用したスイッチOTCです。 ..

抗ヒスタミン薬の注意点として、一部の製品で「眠気」が出やすいことが挙げられます。

箱根登山鉄道 3000形アレグラ号 運転（2014年11月1日～）

花粉症の薬を内服するにあたって最も気になる点は眠気だと思います。

そのため、タクシー運転手など絶対に眠くなれない職業の人であれば、漢方薬を ..

花粉症の薬の副作用で眠くなっているのか、花粉症そのものがしんどくて眠くなっているのか良く分からなくなることさえあります。

7）食事の影響（アレグラ錠：2000 年 9 月 22 日承認、申請資

眼や鼻の症状が点眼薬、点鼻薬で抑えられるなら、運転に差し支えありませんね。

車の運転が可能・禁止の抗ヒスタミン薬【眠気副作用の比較・一覧】

しかし、実際には眠気・効果の強さ以外にも、即効性や効果の種類、内服の仕方（効果持続時間）や薬価など、その違いは様々ですので、

第2世代の抗ヒスタミン薬でも眠気が出やすいものがあり、特に車の運転に関しては禁止されている薬剤もあるためご注意ください。 ..

眠気/ めまい/ 頭痛/ 口の渇き/ 食欲が出すぎる/ 緑内障の悪化/ 前立腺肥大症の悪化

他の薬剤に比べ 眠気が出やすい薬でもあるため、服用後の仕事や運転などは注意が必要 です。

ただ、第2世代抗ヒスタミン薬の中でも眠気が出やすい製品もあり、車の運転が禁止されている種類も存在します。

アレグラは眠気が少ない特徴があります。 ザイザルはジルテックの光学異性体で ..

第２世代のなかでも、ビラノア・アレグラ・デザレックスは特に脳内移行率が低く、自動車運転にも禁止・注意の記載がありません。

②眠気が少なく、内服後の車の運転が禁止されていない; ③肝臓への負担が少ない.

①のグループに入る薬を飲んでいる方は、車の運転など危険を伴う機械を操作するのは「禁止」です。

運転能力に及ぼす影響を検討したとき、運転能力に及ぼす影響は第一世代の抗 ..

とはいえ、効果と眠気のバランスが非常に良い薬で、近年は好んで処方されることが多い印象を受けます。