リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説
現在、多くの患者さんにご利用いただいている内服タイプのGLP-1 リベルサスに加え、注射タイプのGLP-1 オゼンピックを導入することにしました。
しかし、昨今の薬剤の流通規制のため、当面の間、処方は1回の診察で最大2本までとさせて頂きます。ご理解の程、宜しくお願い致します。
週に1回、決まった曜日にお腹やふとももの脂肪に注射します。打ちたい量にダイアルを合わせて打ちます。少なくとも初めの4週間は1回0.25mgから開始し、その後必要に応じて1回0.5mgにして注射を続けていきます。効果が不十分な場合は1回1mgまで増量することが可能ですが、多くの患者は1回0.5mgで十分治療効果を実感頂けます。
現在販売されている新しいタイプのオゼンピック2mgは、1本の製剤を複数回使用する仕様になっており0.25mgなら8回、0.5mgなら4回、1.0mgなら2回使用可能です。
使用前までは冷蔵庫で保管をして頂き、使用開始後は冷蔵もしくは室温(1~30℃)で保管し、8週間以内に使用してください。
リベルサスには、3mg・7mg・14mgの3つの用量があります。
吐き気や下痢は用量を増やすタイミングで起こりやすいので、3mgの低用量からスタートすると症状を軽減できます。
また症状から、医師の判断により休薬または減薬で対処することもあります。
[PDF] リベルサス錠 3mg リベルサス錠 7mg リベルサス錠 14mg
ちなみに約120ml以下と決められているのは、食べ物と同じように飲水量がリベルサスの吸収に影響を及ぼすことが確認されているためです。
必要以上の水で服用してしまうと、吸収促進剤であるSNACの働きが悪くなり、吸収率の低下を招いて効果が落ちるのでご注意ください。
リベルサスは、胃に内容物があると吸収が低下します。
そのため、1日の最初の食事または飲水の前に、空腹の状態で服用してください。
服用時は錠剤を分割・粉砕せず、そのままコップ約半分の水(約120mL以下)と一緒に飲み込んでください。かみ砕いて服用するのも避けてください。
また、服用時および服用後から少なくとも30分は、飲食や他の薬剤の摂取を避ける必要があります。
なお、リベルサスはとても吸湿性が高い薬剤です。湿気による影響を防ぐため、錠剤は服用直前に取り出すようにしてください。
動物に対して皮下投与用セマグルチドを用いた試験では、臨床用量に相当する用量または下回る用量で胎児毒性と母動物の体重減少が認められています。
したがって、妊娠中の方や妊娠している可能性のある方にはリベルサスを使用せず、インスリンを使用することとされています。
なお、リベルサスは最終投与から約5週間にわたり循環血中に存在することが確認されています。そのため、2ヵ月以内に妊娠を予定している女性・妊娠を希望する女性に対してもリベルサスは使用せず、インスリンで治療を行います。
リベルサスは用量が多いほど、副作用がでやすい傾向があります。徐々に慣れるようになるため、はじめは副作用を最小限にするために少ない用量から開始することが多いです。自分の判断で勝手に飲む量を増やしてはいけません。[3][4][5]
リベルサス錠3mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
その他、2ヵ月以内に妊娠を予定している女性、高齢の方なども、リベルサスの服用には注意が必要です(参照:特定の患者さまへの使用に関して)。
リベルサス治療の流れ・注意点; 副作用と使用上の注意; GLP-1ダイエットとは ..
リベルサスを服用するのであれば、事前に副作用としてどんな症状が出やすいか、重篤な副作用に繋がる症状はどのようなものがあるかを知っておくと良いでしょう。
副作用予防、副作用発現時の処置について十分留意すること。[16.1参照]
リベルサスの服用中は、その効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えるための注意点がいくつかあります。
以下の服用上のルールを守ることが安全な服用につながるので、自己判断は控えるようにしてください。
副作用予防、副作用発現時の処置について十分留意すること。[電子添文16.1 ..
目標体重の設定は、単に数値を決めること以上の意味があります。
身体への理解と健康を優先したアプローチを反映することで、リベルサスを用いたダイエットの成功率を高めます。
メトホルミン、リベルサスはそれぞれ以下のような方におすすめです。 メトホルミン
リベルサスは軽度や中等度の一般的な副作用だけでなく、重い副作用が起きることが報告されています。
リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について
リベルサスの服用中には、以下のような副作用を伴うことがあります。
これらは軽度から中等度の一時的な症状となり、身体が薬に慣れてくることで自然に治まることがほとんどです。
ただし、副作用の程度や有無には個人差があり、持続することや症状を強く感じてしまうケースもあります。
なので、いつもと違うと感じたり、他にも気になる症状などがあれば、その都度医師に相談するようにしてください。
急性膵炎のリスクを減らすためには、リベルサスの使用中に過度のアルコール摂取を避ける、定期的に医師の診察を受けるなどの対策が効果的です。
リベルサスは、低血糖の副作用が比較的少ない薬剤とされていますが、低血糖のリスクがないわけではありません。特に、インスリン製剤やSU剤を併用している場合は低血糖の発現リスクが高くなるため、注意が必要です。
低血糖を疑う症状があらわれたら、すぐにブドウ糖や砂糖を含む食べ物や飲料を摂取してください。ブドウ糖の場合、摂取量の目安は10~15g程度です。
なお、α-グルコシダーゼ阻害薬を併用している場合は、必ずブドウ糖を摂取してください。他の飲食物では、低血糖症状が十分に回復しないおそれがあります。
糖分を摂っても症状が回復しない場合は、すみやかに受診してください。症状が回復した場合でも、次回受診日には低血糖症状があらわれたことを必ず報告してください。
冷や汗、顔色が青白くなる、動悸、震え、めまい、嘔吐を伴う激しい腹痛が起こった場合は、服用をやめて医師に相談して下さい。
A.リベルサスの副作用でよくみられる悪心や下痢などの副作用は、症状が軽い場合が多いです。副作用は人によって感じ方が異なります。気になる症状がある場合は早めに医師に相談しましょう。
アルコール摂取をされる方、栄養不良など低血糖を起こす恐れのある方
リベルサスは2型糖尿病の治療に加え、ダイエット薬としても使用されるGLP-1受容体作動薬です。
この薬は、GLP-1に似たホルモンを体外から補うことで血糖値を下げるほか、食欲抑制や胃の運動を抑制する作用により体重減少も期待できる薬となっています。
その結果、食事制限に近い効果が得られ、食事量のコントロールを自然にサポートすることでストレスフリーなダイエットが可能になります。
副作用としては、気持ち悪いといった吐き気などの胃腸症状が現れることが多いですが、服用を続けていると次第に症状は軽減します。
リベルサスを使用する際は医師や栄養士の指導のもと、バランスの取れた食事と適度な運動を心掛けましょう。
[PDF] リベルサス(ダイエット内服薬)に関する注意事項・同意書
リベルサスの服用は、治療による体重減少が健康上の観点から適切と判断される場合にのみ処方されます。
自己判断ができないため、ご自身の体重管理にリベルサスが最適な選択か医師の診察を受けるようにしてください。
• 体調が悪い時の薬の飲み方について主治医と相談しておきましょう
通常、リベルサスは、1ヵ月でマイナス1〜3キロほどの減量効果が期待できます。
もともとの体格や体重にもよりますが、マイナス4〜5キロが外見に変化が現れはじめる目安です。
そのため3ヵ月以上は服用が推奨され、その後は理想の体重や体型といった目標に応じて治療継続を医師と検討してみてください。
アルコールの飲み過ぎ; 1型糖尿病を合併する慢性心不全および慢性腎 ..
リベルサスは食事量を減らし、減量するお薬なので、1日の摂取カロリーが多い方ほど効果が出やすい傾向にあります。
リベルサスと同一成分の注射製剤が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。 リスク、副作用
リベルサスを飲み忘れた場合や、服用タイミングが食後となるのであれば、その日の服用はスキップしてください。
また、飲まなかった日の分を翌日にまとめて2錠とすることもできません。