フォシーガは糖尿病の治療薬なので糖尿病(血糖値)を改善させる事も含め ..
薬害オンブズパーソンの皆さんや東京地検の検事さんには耳寄りなお知らせです。糖尿病治療薬としては売れないから、主たる効能効果を心不全に切り替えるという販売戦略ですが、効能効果取得には時間がかかるから、その間、適応外使用で売りまくろうという作戦です。
被疑者 じゃなかった、この院長先生は、「欠点のない理想的な利尿薬になっている」と言うのは「可能性について言及した」だけだから、「不適正使用のプロモーションには当たらないし誇大広告でもない」と言うのでしょうが、そんなもん、法廷で言ってくれって言えばいいことですよね?
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( 日刊薬業2016年10月11日 )
労働者健康安全機構旭労災病院の木村玄次郎病院長は9日、札幌市で開かれた日本心不全学会の学術集会で、糖尿病治療薬であるSGLT-2阻害薬の心不全治療薬としての可能性について言及した。作用機序やこれまでの臨床試験のエビデンスから、SGLT-2阻害薬を「欠点のない理想的な利尿薬になっていると考えられる」と説明した。
木村氏はSGLT-2阻害薬の作用機序について、近位尿細管で直接的にグルコースとナトリウム(Na)の血液側への共輸送を阻害し、その結果、クロール(Cl)の管腔内濃度が徐々に低下することで、低Cl濃度の溶液が移行したヘンレ係蹄(尿細管の一部)でもNaの再吸収が抑制されると考察。非特異的な間接作用として、ループ利尿薬のような再吸収抑制効果を発揮するとの見解を示した。
臨床面からはこれまでのSGLT-2阻害薬のメタ解析データを用い、低用量サイアザイド系利尿薬と同等の利尿と降圧の作用(ループ利尿薬の8分の1程度の作用)が得られると指摘。低用量利尿薬はACE阻害薬やβ遮断薬、Ca拮抗薬に比べ、うっ血性心不全などに有用であるとする報告も紹介した。
その上でSGLT-2阻害薬の利用薬としての利点として、▽糖代謝を明らかに改善させる▽血清Kを全く低下させない▽血清尿酸値を低下させる▽心拍数を増加させない―を提示。「これまでの利尿薬の欠点だった全てをSGLT-2阻害薬は打ち消している」と評価した。
また「ジャディアンス」のEMPA-REG OUTCOME試験の心不全サブ解析からは、RAS抑制薬やβ遮断薬といった心不全基礎薬にSGLT-2阻害薬を上乗せした群や、利尿薬は未使用でSGLT-2阻害薬を投与した群で、より予後改善効果が得られていたと解説。木村氏は「SGLT-2阻害薬の心不全予後改善効果は、明らかに利尿薬の代替作用として起きている」と述べた。
慢性心不全を対象としたSGLT-2阻害薬の臨床試験に関しては、独ベーリンガーインゲルハイムと米イーライリリーがジャディアンスで実施すると発表。英アストラゼネカも2型糖尿病の罹患の有無にかかわらず、「フォシーガ」の有用性を評価する国際臨床第3相後期試験を始めることを明らかにしている。
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2020年にこの腎臓を保護する効果は糖尿病じゃない腎臓病の患者さんにも効果があるという報告が出て、2021年9月より日本で糖尿病がない腎臓病にも保険適用が通り、医療機関から処方することが可能となりました。
フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。
血圧や尿酸値だけでなく、ここ数年で血糖値も高くなってしまって…。運動 ..
皆さんはルセフィやフォシーガというお薬の名前を聞いたことがありますか?これらのお薬は、SGLT2阻害薬に分類される薬で、2型糖尿病の治療薬として使われています。
ただし、フォシーガの腎保護効果について明らかになっていることと、明らかになっていないことがあり、積極的に使用したい場合とそうではない場合を筆者の主観で以下のように分けてみました。
本記事では、ルセフィやフォシーガといったSGLT2阻害薬の服用方法、副作用、処方してもらう方法などについて詳しく解説します。
SGLT2阻害薬は2型糖尿病の治療薬として研究開発された薬で、保険診療上も、2型糖尿病の治療薬として適応を受けています。
糖尿病の薬なのに腎臓を守る?SGLT2阻害薬の腎保護作用について
フォシーガ錠は5mgと10mgがあり、必要性や用途に応じて量を調整していきます。
この中では、フォシーガとジャディアンスが慢性腎臓病に対する効能 ..
わが国における糖尿病診療の考え方を示したコンセンサスステートメント1)では、2型糖尿病の薬物治療のアルゴリズムとして、まずはインスリンの適応か否かを確認し、肥満の有無に応じて薬剤選択を行うとしている。そして、低血糖リスクをはじめ安全性に配慮し、心血管疾患、心不全、慢性腎臓病(CKD)などの併存疾患にはAdditional benefitsも考慮してSGLT2阻害薬およびGLP-1受容体作動薬を用いることが示されている。
SGLT2阻害薬でCKD患者の尿酸値低下 | Medical Tribune
フォシーガに限らずどのお薬もメリット・デメリットがあり、それらを天秤にかけて判断していく必要があります。
その結果、「SGLT2阻害薬はCKD患者の血清尿酸値を有意に下げ、有害 ..
SGLT2阻害薬(内服薬)は1日1回1錠服用します。飲み忘れのないように自分で飲む時間を決めて毎日その時間に飲むのが良いでしょう。
Wさんに処方されたダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(商品名フォシーガ) ..
※長らくCKDの新たな治療薬は出てこなかったので、フォシーガの登場に関して腎臓専門医の世界では大きな注目を集めることになりました。
CKDステージ3への尿酸降下薬、尿酸値6未満達成でCKD進展抑制か
米国糖尿病学会のStandards of Medical Care in Diabetes2)でも、第一選択は基本的にメトホルミンと生活習慣改善を含めた包括的な治療だが、動脈硬化性心血管疾患の合併あるいは高リスク状態、心不全、CKD合併例ではSGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬がレベルAで推奨されている。
臨床試験でも尿酸値の低下が確認されています。 尿酸とグルコースの両者を ..
このメカニズムにより血糖を調整するだけでなく以下の効果が期待され、糖尿病の薬としてここ数年で注目されているお薬です。
フォシーガ(SGLT2阻害薬)ってどんなお薬? 効果・効能、副作用
フォシーガにより腎臓病の治療は格段に進歩したと考えており、当院でも積極的に使用しております。
フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用
血糖値が約180mg/dL以上になると、原尿中のグルコースは近位尿細管の再吸収能を超え、尿糖排泄として観察されるが、糖尿病患者では尿細管における糖再吸収能が亢進していることが知られている3)。SGLT2阻害薬はグルコース再吸収の90%を担うSGLT2を阻害し血糖を低下させるとともに、臨床試験では各薬剤に共通して対照に比べ有意な血清尿酸値の低下作用が観察されている4)。
服用方法 | フォシーガ錠 | ONO MEDICAL NAVI 一般・患者さん向け
フォシーガに限らずSGLT-2阻害薬の作用とは尿細管におけるブドウ糖の再吸収を抑える事で、尿中にブドウ糖を強制的に排泄させるようにする薬剤です。
SGLT2阻害薬は併存疾患合併症例へのエビデンスが蓄積されつつある
健常成人男性を対象にSGLT2阻害薬の1つであるルセオグリフロジンの血清尿酸値低下作用機序を検討した研究では、本剤投与による血清尿酸値低下と尿中尿酸排泄量増加が相関し、尿中尿酸排泄量の増加と尿糖排泄量の増加も相関していた5)。また、ルセオグリフロジンはにてURAT1を含むさまざまな尿酸トランスポーターの活性を阻害しなかったことから、本剤の尿酸排泄促進作用は尿糖排泄増加を介した間接作用と考えられた5)。
SGLT2阻害薬 安全に使ってその有効性を最大限維持させましょう
フォシーガは糖尿病の治療薬なので糖尿病(血糖値)を改善させる事も含めて以下の作用が期待出来ます。
SGLT2阻害薬とは?医師が解説します。 | CLINIC FOR
そこで本研究では、尿酸とグルコースの双方を輸送する尿細管管腔側に存在するGLUT9 isoform2に着目し、GLUT9 isoform2を発現させたアフリカツメガエル卵母細胞を用いた検討が行われた。その結果より、①近位尿細管におけるSGLT2阻害薬による尿細管管腔のグルコース濃度上昇、②上昇したグルコース(10mMグルコース)のGLUT9 isoform2刺激によるグルコースと尿酸の交換輸送(尿酸分泌)促進(Trans-stimulatory effect)、③集合管における高濃度グルコース(100mMグルコース)によるGLUT9 isoform2阻害による尿酸再吸収の抑制()5)。
3ヶ月間の血糖値の指標であるHbA1cを0.6~1.2%低下させる ..
SGLT-2阻害薬はこの尿細管での糖の吸収を抑えて、そのまま尿の一緒に糖分を排泄するようにします。
腎機能障害があまりに進行している場合は使用できないこともありますが、クレアチニン値 ..
日本では下記のSGLT-2阻害薬が保険承認され処方可能となっております。
SGLT-2阻害薬はいずれも基本は糖尿病の治療薬です。