[PDF] フォシーガ錠 5 mg、同錠 10 mg に関する資料


血糖を下げる飲み薬で、過剰な糖を尿と一緒に排出する働きがあります。その量は1日に200~400 キロカロリーと言われていて、糖質にすると大体 50~100g分、白米に 換算するとおよそお茶碗1~2膳分に相当します。そのため、ダイエット効果があるとして注目を集めています。また、ダイエットだけでなく、心血管疾患のリスク低減や腎臓の保護にも役立つため、糖尿病治療以外の目的でも使用するメリットがあることも報告されています。


SGLT2阻害薬にはいくつか種類がありますが、SGLT2選択性で大別でき、SGLT2選択性が高いのか、低いのかで考えていきます。
SGLT2選択性が高いとはどういうことかですが、SGLT2は腎臓に特異的に発現するたんぱく質です。つまり主に腎臓のみで機能し他の器官に影響しないため、余計な作用がなくなるので副作用が少ないことになります。
ではSGLT2選択性が低いとはどういうことでしょうか。
それはSGLT2阻害薬がSGLT2だけでなく、SGLT1にも作用することを指します。
SGLT1は小腸・心臓・気管・脳などに発現しますので、SGLT1を阻害することで、低血糖のリスク上昇、下痢などの消化器症状、虚血状態の心筋や脳への悪影響などが懸念されています。
当院で採用しているSGLT2阻害薬はSGLT2選択性が高い『フォシーガ』です。

現在、高SGLT2選択性はジャンディアス・ルセフィ・デベルザ/アプルウェイ・フォシーガ、低SGLT2選択性はカナグル・スーグラが使用されています。
低SGLT2選択性は血糖がより下がりやすくなるため、低血糖症状がおこりやくなるのと、多数の器官で作用するため副作用も心配です。
当院では高SGLT2選択性にあたるフォシーガを採用しています。フォシーガは副作用が少なく、多くの研究・論文により医学的根拠があり、安心して使用できるお薬です。また、心血管リスクの低減や予防、腎臓の保護にも有効に働くことが報告されており、幅広い健康効果が期待されています。

その他の副作用 ; 眼, 眼乾燥 ; 生殖器, 陰部そう痒症, 外陰腟不快感 ; 循環器, 高血圧、低血圧.

1日1回 朝食前または朝食後にコップ1杯程度のお水で飲んでください。
飲み忘れた場合は2回分(2日分)を一度に飲まないでください。
利尿剤やメトホルミン、糖尿病治療のためにインスリン分泌薬との併用は避けてください。

低血糖症状、脱水症状、頻尿、膀胱炎などの尿路感染症
性器感染症、口渇、便秘、血圧低下、腎機能障害、ケトアシドーシス

薬物療法は食事療法・運動療法を十分に行っていても血糖コントロールがうまくいかない場合に開始します。薬物療法で治療効果が得られるのは主にインスリンを分泌する力が残っている2型糖尿病の患者さんになります。血糖値を下げる飲み薬(経口血糖降下薬)は糖尿病の状態にあわせて調節していきます。

肝臓で糖をつくる働き(糖新生)を抑え、筋肉でのブドウ糖の利用を促し血糖を下げる薬です。
単剤では低血糖を起こす可能性は少なく、安全な薬です。一般的な使用量は1日500〜2250mgです。


進行すると強い脱水状態が生じ、血圧の低下などがみられるほか、最終的には意識を失う可能性もある。 フォシーガの使用中に注意したい症状

筋肉や脂肪などでインスリンの効きを良くして(インスリン抵抗性改善)、血液中のブドウ糖の利用を高めて血糖値を下げます。

8.1 本剤は、肺動脈性肺高血圧症又は慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療に十分な知識及び経験を有する医師のもとで使用すること。 ..

インスリンの分泌を促すホルモンであるGLP-1の働きを高めて血糖値を下げます。単剤では低血糖を起こしにくい薬です。

尚、必要以上の糖は排泄しませんので、SGLT2阻害薬単独では低血糖になるリスクは非常に低いとされています。 ..

尿から糖を排泄することで血糖値を下げます。体重減少効果があります。また、心疾患や糖尿病性腎症の進行を抑制する効果があります。

どちらがあなたに向いてる?SGLT2阻害薬(フォシーガ)とGLP-1

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム)と小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁)は、アストラゼネカの選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ®錠5mg、10mg(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、以下、フォシーガ)」について、2型糖尿病合併の有無に関わらず、「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」の効能又は効果の追加承認を、8月25日に取得しましたので、お知らせします。

副作用には、低血圧、高カリウム血症などがあります。 心臓を休ませる薬 ..

オゼンピックは0.25mg、0.50mg、1.0mgの3種類の規格があります。
状態に合わせて少しずつ増量していきます。
初回 0.25mg製剤を週1回、4週間投与後0.5mgに増量
維持量 0.5mg製剤を週1回投与
維持期を4週間以上投与しても効果不十分な場合は、1.0mg製剤を週1回投与

血液中の乳酸が増えすぎた状態で、嘔気や腹痛、低血圧などが起こります。ご高齢の ..

慢性腎臓病(CKD)は、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患で、多くの場合、心疾患や脳卒中の発症リスクの増加と関連しています 2-4。世界で8億4,000万人以上、日本では約1,300万人が罹患していると推定されています 5,6。しかしながら、その診断率は低く、90%の患者さんは罹患していることに気が付いていません 4。フォシーガは、日本で初めてのCKDの治療薬として承認された薬剤です 7,8

[PDF] を行うよう指導する。 特に体液量減少を起こしやすい患者(高齢者

起床時(空腹時)にコップ約半分(約120ml)の水で内服します。その後最低30分は飲食が禁止となります。上記注射製剤と同等の効果があります。注射による痛みがないのがメリットになります。

製品規制等: 処方 《フォシーガ錠5・10mg 2014.03.24承認》 ..

GLP1受容体作動薬の副作用:低血糖・食欲低下・消化器症状(嘔気・便秘・下痢・腹部膨満等)

規制等: , 《フォシーガ錠5・10mg 2014.03.24承

DAPA-CKD試験の日本の治験統括医師であり、日本腎臓学会理事長の柏原直樹先生は次のように述べています。「慢性腎臓病患者さんにおいて、2型糖尿病合併の有無に関わらず、腎不全への移行抑制、心血管イベントおよび全死亡に対するダパグリフロジンの有効性が示されました。慢性腎臓病患者さんを対象としたこれまでの試験の中でも画期的な試験であり、ランドマークとなるものです。今回の承認は日本の多くの慢性腎臓病患者さんにとって大きな希望となります」。

急激な血圧低下は腎機能を悪化させるため、少量から開始し適宜増量を行う。 慢性期治療方針

アストラゼネカのバイオファーマ研究開発担当エグゼクティブバイスプレジデントであるMene Pangalosは次のように述べています。「本承認は、慢性腎臓病の患者さんの予後を改善するという当社の目標の実現に向けた重要な一歩となりました。当社は、フォシーガのような新薬によって標準治療を向上させるとともに、時に患者さんを衰弱させ、生命を脅かす慢性腎臓病の予防および早期診断にも取り組んでいます」。

注意点 | オンジェンティス錠 | 小野薬品の薬を使用されている方へ

第Ⅲ相DAPA-CKD試験においてフォシーガは、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者さんを対象に、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEi)もしくはアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB) との併用で、腎機能の悪化、末期腎不全 への進行、心血管死または腎不全による死亡のいずれかの発生による複合主要評価項目のリスクを、プラセボと比較して、39%低下させました (絶対リスク減少率 [ARR]=5.3%, p 9。フォシーガの安全性と忍容性は、これまでに確認されている安全性プロファイルと一貫していました。

一方で、心不全の程度によっては血圧低下によるふらつきを起こすこ

患者さんから腎臓病の治療として注目を集めているフォシーガという薬についてご相談を頂くことが多くなってきたので触れたいと思います。

ともありますから、血圧の経過には注意が必要です。ARNIは後で述べ

フォシーガ は、 および においても2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDの治療薬として承認を取得しており、現在世界のその他の国においても審査が進行中です。フォシーガは2型糖尿病成人患者さんの血糖コントロールを改善する食事および運動療法の補助療法、および1型糖尿病 の成人患者さんに対するインスリンの補助療法を適応としています。また、本剤は2型糖尿病合併の有無に関わらず、左室駆出率が低下した慢性心不全の成人患者さんの治療薬としても承認されています。